2ヶ月前に行った出活の報告です。

Before → afutaが必要かと2ヶ月が過ぎました。



今回で出前活動(出活)も3回目。

現地で話し実際に見る事で色んな発見があり、実行に移そうと気は急く。



今回は廿日市市平良 クローラ(08)での柱状改良湿式

担当者 KAWAくん、YASUくん

2人作業、自走距離200m、しかも道中は住宅の並ぶ狭い道!
クローラの搬入は一般道路。

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掃除後だが、水も無くこれ以上は難しい。


 途中進入路は3tトラックでこの状態。

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十字路あり、三叉路ありと気の抜けない自走だ。

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無事に現地到着、トラブルなく胸をなで下ろす。



まずは改良機を走らせ改良範囲内の軟弱の確認。

慎重な作業を経て監督さんと三人で芯出し。


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自分は、その間にプラントセットを進める。

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 一段落し休憩。

缶コーヒー飲みながら出活の本題に入る。



    ⒈アッパーロッド脱着の効率

柱状改良と鋼管杭では先端に取り付ける物が変わる。
そのため5.6Mのアンダーロッドの脱着作業が必要となる。
これが手間でもあり、危険も含んでいる。
この作業を簡単にする提案がKAWAくんから出る。


アンダーロッドの先端に専用オーガを取り付け地面に差し込む方法。
先攻ビットの使用も可能だが、重いし場所もとる。
先端に専用のビットがあればよいのだが。



そこで作製したのが、この ↓ 差込ビット。

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アンダーロッドにジョイントピンで取り付け、そのまま差し込む。

取付状態 ↓
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「使える」、「軽くてよい」との意見が出た。

何より気に入っているのは、製作費が¥4000(廃材利用)と安い。

現在3つ作製。




              2.走行時の延長棒の揺れ

延長棒が長過ぎて運搬時の揺れが大きい。

これは格納型延長棒が既製品があるが。

まずは現状での工夫をしてみることになる。





      3.ホッパー切り裂き刃の改善

iプラント 切り裂き刃周囲の固化材付着で固化材投入に時間がかかる。

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この意見を参考に新しい iプラは ↓

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固化材投入を邪魔するものを極力省いた。

今のところ問題ないので、この仕様に変更予定だ。



                  4.モルタルポンプ吐き出し口の改善


モルタルポンプ吐き出しは必要以上に長く大きく揺れている。

Before
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afuta                      ↓
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変更後、約半分の長さ。

小さな改善だが、この積み重ねが大きな結果になることを信じよう。



出活をする度に仕事が増える。

今回も結果を出すまでに2ヶ月掛かってしまった。

それでも一歩ずつ一歩ずつ。